●記憶が夢を生み出す
私たちは睡眠中に『ノンレム睡眠』と『レム睡眠』を約2時間おきに繰り 返しています。

●ノンレム睡眠
『ノンレム睡眠』は睡眠物質であります『セロトニン』が活発に働き 深い眠りの状況で、その時の心拍数や血圧も安定している状態です。
一方『レム睡眠』は覚醒物質『ノルアドレナイン』が活発に働き、 浅い眠りの状況です。
その時は眼球運動が起こったり、顔や手足がピクッと動いたり その時は心拍数が上がったりします。
夢を見ているときは浅い眠りの時なのです。
●レム睡眠
『レム睡眠』は脳幹から『PGO波』という脳波がでます。
これが視床と大脳皮質を興奮させ、この時に夢を見る 状態を作り出しているのです。
夢を見ているときは記憶の脳『海馬』と視覚情報を
認識する『視覚野』が活発に働いている事が明らかにされています。
また悪夢にうなされている時には恐怖体験を記憶している
『扁桃体』の働きが活発になっています。
夢は脳内の記憶が眠っている間にランダムに引き出され起こる事ですので、 夢を見ているときにはいきなり場面や物事が変わったりします。これは起きている間に体験した事を再現し、 脳内で記憶の整理をしている時に夢を見ます。
睡眠中も脳は眠らずに働いているのです。

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●海馬の働き
人生の中で起こる個人的な出来事や学習によって覚えた新しい知識を記憶している部分になり夢の一部は眠っている間に海馬が記憶を再現し、 大脳皮質に届けたものなのです。
●視覚野の働き
後頭葉にあり、海馬から引き出された最新の記憶がこの部分に 伝えられると夢を見ます。
ビジュアル的な夢を見ている場合は視覚野の働きが 盛んになっています。
目でとらえた色や形、明るさ、動き、 位置などのいろいろな面から分析し『何を見たか』を認識 し、不必要な情報は排除し必要なものだけを選択する働きをします。
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